2021/05/08 07:01

いつもお読みいただきありがとうございます。

ひでどんです。

最近、心理学に興味を持ち、只今勉強中なのですが、仕事やプライベートでも大変役に立つと思い【人間関係に活用できる5つの理論】をご紹介いたします。

1.類似性の法則

類似性の法則とは、好意を持つ人や協力し合う人は、似ている、また似た体験を持っているというものです。

類似の項目は、言語や非言語、またキャリアや出身校や出身地といった経験などが含まれます。



実践心理学NLPでは、相手とコミュニケーションを取る際に、「相手が使う言葉/声の調子/仕草」などに合わせることで、警戒心が解け、安心や親近感を感じてもらい、信頼関係を築きやすくなる手法があります。

これは信頼関係を築く手法で、「ラポールスキル」と呼ばれています。

2.返報性の法則

返報性の法則とは、人は何かをしてもらったら、何か「お返し」をしたくなるという心理を法則化したものです。

例えば、食品売り場の試食、お中元やお歳暮、また誕生日のプレゼントなど、人から何かをしてもらった時のお礼などの反応が一つの例です。

マーケティング手法でも取り上げられますが、人間関係では、「与えることから始めること」を意識することで、あなたの存在価値はもちろん、影響力も自ずと高まるというふうにも考えられます。

3.単純接触効果

単純接触効果とは、何度も繰り返し会っていると相手の警戒心がとれ、好意や安心といった、よい印象が生まれてくるというものです。

例えば、3時間の話し合いを一回で済ませるよりは、1時間の打ち合わせを3回したほうがいいというものです。デートで言えば、同じ時間でも日を変えて、会う回数を増やしていった方がいいというものです。

営業成績がいいセールスの特徴が「マメであること」と言われますが、心理学ではこの効果が生まれていると考えられます。別名で「熟知性の法則」とも呼ばれています。

4.メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおけるあなたの印象を言葉使い、声の調子、表情も含むボディランゲージの影響度合いを示したもので、以下の比率になっています。

言葉遣い 7%
声の調子 38%
表情も含むボディランゲージ 55%

つまり、何を話すかより、「どう話すか」が重要だということです。

伝えたいことを伝えたいように伝えるのではなく、
伝えたいことを伝わるように伝える。

その時に意識を向けたいのが、「声の調子」と「表情も含むボディランゲージ」になるということです。

5.自己開示

これは名前の通り、自己を開示するということです。

自分をオープンにしていけば、相手はあなたのことを知ることができるので、
あなたに対する警戒心をとき、安心感を手にすることができます。

現実的な使い方としては、自慢を開示するより、笑える失敗を開示すると、相手の警戒心をとり、安心感や親近感を持ってもらうのに効果的です。

慣れてくると、あなた自身がラクに自然体で、相手との心理的な距離を近づけることができるようになります。

6.まとめ

5つの理論としてご紹介いたしましたが、返報性の法則は、日本人の古き良き義理人情に通じるものがあり、すべてが心理学で説明がつくと思います。

恋愛であったり、仕事での営業であったり、相手や自身を分析するのに大変役にたちます。



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