2021/05/02 06:29



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ひでどんです。

hidedon shopの店主として、半年ほどオリジナルTシャツを販売してきましたが、お客様のお声として「気持ちが明るくなった」や「前向きになれる」といった反響をいただいております。沈んだ空気のこのご時世において、少しでも皆様に元気と勇気を与えられればと日々努力を積みかさね、shop運営に尽力していきます。

そこで、心理学からみて、「服装」を変える事はどのような効果があるのか調べてみました。

心理学の研究では、感情が先にあって、その後に身体の動きが伴うだけではなく、なんと、楽しそうなポーズをとったり、明るい印象の服を着たりすれば気分が上がり、逆に悲しそうなポーズをしたり、暗い印象の服を着たりすれば気分も下がるということがわかっているのです。

心理学者のダリル・ベム氏は、これを情動二要因理論(※)としています。情動、つまり感情の起伏は、実際の喜怒哀楽そのものから引き起こるのみならず、身体のポーズや服装からも引き起こされるという、二つのルートを通って成り立つということ。
※情動二要因理論はスタンレー・シャクター氏が提唱し、ダリル・ベム氏が改変しています。

これは、ある人が囚人の服を着たら、おとなしく従順な感情になり、反対に警官や看守の服を着ると、実際に話す言葉や態度が威圧的に変わることから見出されたもの。つまりファッションによっても、人間の感情は変化するということですね。ちなみにこのセオリーに基づいてファッションを意識すると、プレゼンや企画会議の際は、黒やグレー、茶の服やネクタイは不利かもしれません。身に着けているものの色が暗いせいでいつもより気が小さくなったり、オドオドしたりしてしまうものです。

そして、見上げる行動を常に意識すると、ポジティブ思考になり、とても前向きになれるという実験結果もあります。故坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」も、なんか元気をいただける、理にかなった名曲なのですね。

そのような事から、服装を変える事は、ポジティブにもなれ、周りの多くのヒトへの影響も顧みると、目下のコロナへの不安や恐怖も乗り越えられるのではないかと思います。

ぜひ、ポジティブ思考への転換をはかるべく、「服装」チェンジをしてみてはいかがでしょうか?


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