2021/04/03 06:42



いつもお読みいただきありがとうございます。

ひでどん(@komatu00713)です。

まず行動力をあげるためには、「行動力」という言葉の概念をあらかじめ認識しておきましょう。

行動力とは

「何かを思い立った際に、実際に行動を起こし、それを実現する力。

または、そうした実現に向けて行動する勇気や度胸などのことを幅広く指す表現。」

ということは、
1)何か目的や目標などがある
2)それに向けた行動量や気持ちの強さがある

その2つがあることによって、
「行動力がある」と言われるわけですね。

行動力がない、とは

行動力がない

では、反対に「行動力がない」というのはどういうケースでしょうか?
先ほどと反対を考えればいいので

1)そもそも目的や目標がない
2)目的や目標はあるが、それに向けて行動ができていない、
強い気持ちも持てていないの2つのパターンがあるかと思います。

どちらのパターンにせよ、「現状に留まっている」、というのが
「行動力がない」という状態と言えると思います。

「行動力がない」、「行動力がある」の違い
現状維持をやめよう

「行動力がない」というのは、「現状に留まる」、「止まっている状態」をさし
「行動力がある」というのは、「現状に満足せず」、「動いている状態」をさしていると思います。

水の流れが止まると、水は淀んでしまいます。
できれば流れを作って、きれいな水が流れるような状態にしたいですよね。

「行動力を上げたい」と思っているということは、
現状に留まっている自分が少し嫌になって、
現状を変えたい、打破したいと思っているのかもしれないですね。

「行動力を高める」ための12のステップ
行動力をあげるための方法

1)描く

前述した通り、「行動力」には、前提として目的や目標が必要なんですね。何かの目的、ゴール、ビジョンに向けて、行動をするんです。

今一度自分自身と向き合ってください。

2)目標を設定する

あなたはどんなゴールやビジョンを描きますか?

目的やゴール、ビジョンを描いたら、次はそれを実現するための目標を設定してください。
目標設定には「SMART」という考え方を活用してもらえるといいと思います。

S Specific 具体的であること
M Measurable 計測できること
A Achievable 達成可能であること
R Result-oriented 成果に基づいている
T Time-oriented 期間が明確であること

目標設定には技術がありますので、よかったら以下の記事も参考にしながら、目標を設定してください。

3)ワクワクする

目標を設定したら、再度、自己と向き合う時間を取ってください。

その目標を達成した後の姿にワクワクしますか?
自分が喜んでいる姿が想像できますか?
周りの人が喜んでいる姿が想像できますか?

もしワクワクしないとしたら、
1)、2)がすでに間違っている可能性があります。
見直してみてください。

1)、2)は本当にあなたがやりたいことですか?
誰かに影響されて、誰かに強制されて行うものではないですか?

4)現状維持の難しさを知る

現状維持

人間の本能には、「生命を維持する」という指令があります。
その「生命を維持する」ために、今いる安全な場所に留まろうとする傾向があります。
つまり、現状維持を好む傾向にあるんです。

長い人類の歴史から見たら、現状維持の方がいいかもしれませんが、
僕たち一人ひとりの短い一生で考えたら、現状維持ではダメなんです。

というより、現状維持を30年続ける方が難しいんです。

今あなたが持っているスキルは30年後も通じますか?
今あなたが所属している組織やコミュニティは30年後も存続していますか?
あなたの家族(両親や子どもなど)は30年後も今と同じ生活をしていますか?

今ある安定した生活を守る、というのは実はすごく難しいことかもしれません。

5)3)と4)を比べる

3)の理想の姿を達成してワクワクする未来と、
4)の現状を維持し続けた未来とを
比較して、どちらが自分にとって素晴らしいものかを考えてみてください。

心の底から納得して、3)を望み、4)を嫌がるようになれば、
自ずと「行動しよう」という気分になってきます。

多くの人が、未来を描いていない、もしくは現状をしっかりと直視していないんです。
ぜひ両方をしっかりとやってもらって、比べてみてください。

6)実際に行動している人に触れる

次に向かって進もう、未来に向かって進もうとした時に、
目指すべきは「何か」ではなく「誰か」です。

例えば、ただ「作家」になりたい、と思うのではなく
「あの人(作家)のようになりたい」と思うようにしてください。

例えば、ただ「ブロガー」になりたいと思うのではなく
「あの人(ブローガー)のようになりたい」と思うようにしてください。

そして、その憧れの人に直接会う、もしくはその作品に触れるようにしてください。
明確に実在している人とあなたの理想の姿を結びつけることによって、イメージが膨れ上がります。
そして、あなたの夢はより現実的なものになります。

7)自分にもできると信じる

実際にあなたの夢や理想を体現している人と触れた後、
反応は、2つのパターンにわかれます。

「自分にもできそう」と思えるか
「自分には無理だ」と思ってしまうか。

「自分には無理だ」と信じ込んでしまったら、そこで行動も止まってしまいます。
「自分には無理だ」と思ってしまったら、ぜひノートを一冊取り出してもらって、
そこに「反論」を書いていってください。

例えば

*「私には時間がないから達成は無理だ」
→反論 「スマホでゲームをやっている時間をなくせばできるのではないか」

*「私には才能がないから達成は無理だ」

→反論 「後天的にスキルを身につければできるのではないか?」「後天的に身につけた人を探してみよう」

一つずつ丁寧に反論を潰していってください。
ここに時間をかけてもいいと思います。

これから長い時間をかけて行動をしていくにあたり、
これが挫折の原因にならないよう、丁寧に行ってください。

8)小さな失敗をする

多くの人が失敗を恐れます。
そして失敗を恐れすぎてしまうあまり、失敗を過大評価して、
行動が止まってしまいます。
でも本当は、行動しないことが最大の失敗なのです。

だったら、失敗は怖くない、というのをあなた自身の頭や体に覚えこませる必要があります。
そのためには、小さな失敗を繰り返してください。

スノボーを覚える時に、転び方の練習をしますね。
柔道でも受け身の練習をしますね。

転んでも痛くない程度の失敗をたくさん繰り返してください。
この行動を積み重ねることによって、だんだんと大きな失敗をしても
痛くない、怖くない、
と思えるようになります。

9)小さな成功をする

失敗続きだと嫌になっちゃいますよね。
次は、小さな成功を繰り返してください。

いきなり大きな成功をしようと思っても、難しいんです。
反動で大きな失敗をしてしまったり、せっかく反論して身につけた自信が吹き飛んでしまうかもしれないんです。

だったら、できるだけ小さな成功をしましょう。 小さな成功を繰り返すんです。

最初は、本当に小さいものでもいいんです。
0を1に変えられれば、1を100にすることは難しくないんです。
100を1万にすることだって覚えていけるんです。
まずは小さな成功を繰り返しましょう。

10)行動を記録する

あなたが行った行動を手帳やカレンダーなどに記録してください。
1日たった数分でいいんです。
あなたが今日1日でどんな行動をしたのか、というのを記録してください。

できれば、行動を記録した後に、よくできたものには、
マル印とかホシ印とかを書き足してみてください。
「うんうん、今日もよくできた」と自分を褒めながら少しずつ進めていきましょう。

11)結果を評価する、改善する

あなたが行動して得られた、小さな失敗、小さな成功を評価してください。

小さな失敗をしたら、次はどうしたらその失敗を防げるか、そこから学べることは何かを、考えて記録してください。
「改善」する方法を考えてください。
小さな失敗があなたを少しずつ正解へと導いてくれていることに気づくことでしょう。

小さな成功をしたら、ぜひその喜びをノートに記録してください。
なぜ成功したのか、その理由も記録してみてください。
あとで振り返った時に、その積み重なった無数の成功があなたの自信を強化してくれることでしょう。

12)継続する仕組みを考える

ここまでのことが、継続してできれば、
あなたは自分の行動力に自信が持てるとおもいます。
周りの人もあなたのことを「行動力がある」と認めることでしょう。

そして、着実に行動した結果、得られるものも期待を裏切らないものだと思います。

でも中には、挫折してしまう人がいます。
「継続できない」ことが原因です。「三日坊主」で終わってしまうんです。
その結果、私には「行動力がない」と思ってしまいます。

あなたがもし継続力に自信がないとしたら、
継続力を高めるための仕組みを考えてください。

例えば、朝起きて、出かける前に必ず鏡を見るのであれば、
鏡に目標を貼り出せば絶対に見ますよね。

例えば、ついスマホでゲームアプリをやってしまうのであれば、
そのアプリを削除すれば、出来ないですよね。

自分の意思力を過信しすぎず、
どうやったら継続力を高めるための仕組みを作れるかを考えてください。

僕は着替えるところに手帳を置いています。
着替える前に、手帳を開いて、今日やることを確認できるからです。



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