2021/04/01 07:38

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ひでどん(@komatu00713)です。

総務省 携帯電話値下げに向けて「eSIM」普及へ
携帯電話料金の値下げに向けて総務省は、会社を乗り換える際にカードの差し替えが不要な「eSIM」と呼ばれる機能の普及を進めていくことになりました。乗り換えを手軽に行えるようにして競争を促すねらいで、近くまとめる政策に盛り込む方針です。携帯電話料金の値下げに向けて、武田総務大臣は事業者間の競争を促すための政策を取りまとめる方針を明らかにしています。関係者によりますと、総務省はこの中で、「eSIM」の推進を盛り込む方針を固めました。「eSIM」は、契約者の情報を書き込むSIMカードの機能を端末に内蔵させたものです。携帯電話会社を乗り換える場合、ネットで申し込んだとしてもSIMカードを差し替えるため、郵送で送ってもらう必要がありますが、「eSIM」では直ちに回線を切り替えることができます。総務省はSIMカードの煩雑な手続きが乗り換えが進まない理由の一つになっているとして、「eSIM」を普及させることで乗り換えを手軽に行えるようにして競争を促し、料金の引き下げにつなげたい考えです。総務省はこうした内容を盛り込んだ政策を今月27日にも取りまとめる見通しで、大手各社は対応を求められることになりそうです。

そもそも『eSIM』とは、2018年にiPhone XSが発売されて以降、新たなSIM規格『eSIM』が話題となりました。

『SIM』とは「Snbscrider Identity Module(加入者認識モジュール)」の略称で、携帯電話の契約者やキャリア情報、電話番号などのデータが書き込まれています。キャリアがSIMを通じて管理。SIMをスマホに挿入して初めて、スマホはキャリアのネットワークを通じて、電話の送受信やインターネットの利用が可能になります。

そして、『eSIM』とは、次世代規格になります。スマホなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことをいいます。従来のSIMと同様、ごく小さなチップの形をしていますが、端末から抜き差すことはありません。また、端末が出荷される時点では、eSIMに携帯電話情報が書き込まれていないのも特徴です。あとからeSIMが埋め込まれた端末を操作し(QRコードの読み取り、専用アプリのインストール等)、プロファイルと呼ばれるデータのセットをダウンロードしてeSIMに書き込むことで、電話やインターネットなどの通信を利用できるようになります。

特徴としては

1.ユーザー自ら携帯電話情報を書き換えられる

国内外問わずキャリアを乗り換える際のSIM差し替えの手間が不要。

わざわざキャリアショップに行かずに、乗り換えや解約ができる

2.複数の携帯電話情報を保存できる

複数のプロファイルがあれば、端末で利用プロファイルを簡単に切り替え

一部の機種ではスマホ操作不要で自動でネットワーク切り替えも可能

3.ひとつの携帯電話情報を複数のeSIMで共有できる

一部モデルではペアリングによる異なる端末間で共通の通信サービス利用

カード型SIMにプラスしてeSIM利用可能な機種では一端末で複数の回線を使い分け、2台持ちも不要になります。

今後『eSIM』は、自動車や航空機、農業機械や重機などの通信機能を持たせる形でIoTやM2M分野での実用化が進んでいます。

携帯大手キャリアは戦々恐々でしょうが、国民にとってはうれしい政策なので、可処分所得を増やすためにも、推し進めていただきたいです。

これまで、高額な通信料を払わせ続きていた大手キャリアの自業自得といったところでしょうか。


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